外壁塗装は必ず行わなければならないリフォームですが、建物の大きさによっては100万円前後の費用がかかるため二の足を踏むことも多いのではないでしょうか。
およそ10年ごとに行う必要が有りますが、もっと耐久性が有って長持ちする塗料が有ればよいのにと思うこともあるでしょう。
ファイン4Fセラミックとは
ファイン4Fセラミックは外壁用塗料で、最上グレードの塗料です。
住宅用塗料には、その成分によっていくつかの分類が有ります。
ファイン4Fセラミックはフッ素塗料で、日本ペイントが開発したものです。
住宅用塗料の中でフッ素塗料は最上位の塗料です。
そしてファイン4Fセラミックは、フッ素塗料の定番となっている商品です。
特徴としては、耐久性、耐汚染性、透湿性に優れ、防藻性や防かび性も兼ね備えています。
あらゆる面で優れている塗料と言えるでしょう。
耐用年数は15~20年と言われています。
他の塗料の耐用年数は、アクリル塗料が5~7年、ウレタン塗料が7~10年、シリコン塗料が8~13年ですから、やはりずば抜けて長いということになります。
費用対効果
1平方メートルあたりの塗料価格で比較しますと、一つ下のグレードのシリコン塗料が2,200~3,000円であるのに比べて、フッ素塗料は3,800~4,800円です。
一般的にコストパフォーマンスに優れると言われるシリコン塗料に比べると、やはり価格が大きく上がることになります。
価格が上がる分、さまざまな性能も上がっています。
シリコン塗料の耐用年数が8~13年に対して、フッ素塗料は15~20年です。
また、光沢が長持ちすることやフッ素の特徴として、高い不燃性を持っていることも大きな利点でしょう。
ファイン4Fセラミックのデメリットは
特性としては弱点のない塗料のようですが、デメリットもあります。
この塗料は、完全にツヤのないマットな仕上がりにはできません。
ツヤの度合いは4種類から選べますが、完全なツヤ無しにはできないのです。
もう一つのデメリットは、やはり塗料の価格が高いことでしょう。
耐用年数を考えた長期的なコストを考えればお得と言えるのですが、初期費用を抑えたいと考える人には向かないと言えるでしょう。
どのような業者に依頼するか
見積りを依頼するときは、塗装業者のおすすめの塗料を使った場合とファイン4Fセラミックを使った場合の両方の見積りを出してもらい、性能の違いによるメリット、デメリットを充分に確認して検討すると良いでしょう。
ファイン4Fセラミックを使った外壁塗装の実績を持つ、八王子市のファーストラインにぜひ相談してください。