外壁塗装を行う場合、付帯部と呼ばれる部分も塗装することになります。
付帯部の塗装は必要なのかと疑問に思われる方もいるかもしれません。
しかし、付帯部の劣化によって雨漏りの原因になる部分も有りますので、外壁塗装を行う際は付帯部も含めて塗装することが大切です。
付帯部とは何か
外壁と屋根以外の部分を付帯部と呼びます。
雨樋や雨戸、戸袋などは、誰でも知っている名前でしょう。
しかし、破風板、鼻隠し、笠木などの名前を聞いてもあまりなじみがないのではないでしょうか。
付帯部とひとくちに言っても、その材質はさまざまです。
雨樋は塩ビが多いですし、雨戸や戸袋は金属製のものが多いようです。
その他、木製部分も多く、さまざまな素材が使われています。
付帯部の塗装の注意点
付帯部はさまざまな材質が有り、材質によって塗料も異なります。
また、塗装をするための下地処理の方法も違ってきます。
特に金属部分は塗膜の劣化でサビが出ている可能性が高いので要注意です。
金属部分は、塗装する前にケレン作業と防錆塗装を行います。
ケレン作業は、サンドペーパーなどを使ってサビを落とす作業です。
きちんとサビを落とさないまま塗装すると、塗装の中でサビが進行し塗装が剥げることになります。
付帯部も重要な外観の一部です
外壁塗装は外壁の劣化を止めて防水性を高めるものですが、もう一つの目的は外観を良くすることにあります。
外壁の色を決める際には、付帯部の色についてもコーディネートすることが大切です。
付帯部を塗装せずに古いままにすると、どうしてもそこだけが目立つことになってしまいます。
業者に依頼する際の注意点
業者から見積りを取得したら、付帯部の塗装が含まれているかどうか確認しましょう。
付帯部塗装と記載する業者もいますし、付帯部の名前を記載してくる業者もいます。
いずれの方法でも、付帯部について書かれていれば大丈夫です。
悪質な業者は、付帯部の塗装を省いて安く見せようとするところもあるので要注意です。
業者によっては、付帯部分書かずにその他としてまとめている業者もいますが、この場合は付帯部の塗装を含んでいるのかを確認し、もし含んでいるようでしたら付帯部として書き直してもらいましょう。
八王子市で外壁塗装をお考えの方には、ファーストラインでの塗装をぜひ検討してください。
外壁塗装をする際は付帯部についても充分に打ち合わせを行い、付帯部も含めたカラーコーディネートを提案するので安心して任せることが出来ます。