サイディング外壁の場合はシーリング工事がつきものです。
シーリングはコーキングとも言われますが、その意味は同じです。
サイディング外壁の外壁パネル同士の合わせ目には、目地と呼ばれる隙間が生まれます。
この目地を埋めるのがシーリングです。
シーリング工事の内容
シーリング工事と言えば外壁パネル同士の合わせ目を埋めることを示す場合が多いですが、外壁と窓枠の隙間や外壁を貫通するパイプや配管の周りなどもシーリングをします。
シーリング材は、ゴムの性質を持っています。
外壁パネルは堅いのですがシーリング材にはクッション性が有るため、外壁ボードを長持ちさせる働きがあります。
また、外壁のひび割れた部分にシーリング材を入れて補修に使われることも有ります。
シーリング材は塗料のように平面に塗るのではなく隙間に入れていく作業なので、塗るではなく打つと言います。
シーリング工事の方法
一般的には塗装前にシーリング工事を行います。
シーリング工事の方法は2種類あります。
ひとつは増し打ちで、もうひとつは打ち替えです。
増し打ちは、現在あるシーリング材の上から新しいシーリング材を打つことです。
打ち替えは、現在のシーリング材を撤去してから新しいシーリング材を打つことです。
場所によっては増し打ちが適しているところも有りますが、基本的には撤去できるところは撤去して打ち替えをします。
塗装作業に入る前、ケレン作業の一環で高圧洗浄を行うケースが多いのですが、洗浄とシーリングはどちらを先に行うかはシーリングの傷み具合によって判断することが多いようです。
傷みが激しい場合は、高圧洗浄の水が建物内に入り込む可能性があるので洗浄前にシーリング工事を行います。
シーリングの寿命とコスト
シーリングの寿命は、5~10年と言われています。
大体の目安は10年を超えたところと言われているので、やはり外壁塗装と同じタイミングにシーリング工事を行うのが良いようです。
シーリングの上から外壁塗料を塗るので、シーリングの持ちも良くなります。
シーリング工事だけを行う場合も足場は必要です。
そのため、シーリング工事と外壁塗装をいっしょに行えば足場工事代の節約にもなります。
シーリング工事は、シーリング工事や防水工事の実績が豊富な業者に依頼することが大切です。
八王子市でシーリング工事や外壁塗装工事をお考えの方には、経験豊富で技術力のあるファーストラインにぜひお気軽にご相談ください。