最近、外壁塗装で注目を集めている塗料の一つにキルコートが有ります。
キルコートは、機能性塗料ということが出来ます。
その一番の特徴は、遮熱、断熱性です。
キルコートの特徴
最も注目されている点は、遮熱、断熱性です。
キルコートを屋根および外壁に塗った場合、夏の太陽熱を90%以上反射します。
そして、建物の中に熱が入り込むのを防止することになります。
キルコートのメリット
キルコートは夏は太陽熱を遮熱し、冬は冷気から守る保温の役割をします。
特に夏は高温になりがちな屋根裏温度を18℃から25℃下げ、その結果、室内温度を2℃から6℃低減します。
冬は室内の温度を外に逃がさないように遮断します。
当然、冷房効率、暖房効率が上がりますから省エネになりますし、CO2削減にも効果を発揮することになります。
電気代で換算すれば、年間で15~40%の節約になるという試算も有ります。
塗料の伸縮性が大きいこともメリットです。
200%の伸縮性が有るので、外壁に多少のひびが出来てもそれに追随して伸びてひびを覆ってくれます。
衝撃や振動にも耐えることが出来ます。
また、一般の塗料に比べて3倍の付着力が有ります。
そのため、塗膜がはがれにくくなり、耐久性が増します。
金属部分は伸縮を繰り返す性質が有ります。
キルコートはそのような伸縮にも追随するので、劣化しにくい塗料と言えます。
キルコートの耐久年数は15年と言われています。
フッ素塗料と同等の耐久性が有りますが、フッ素塗料よりも安い点が高評価です。
それでも一般的な塗料に比べれば塗料代は高く初期費用は上がりますが、長いスパンで考えるとコストパフォーマンスの良い塗料だと言えます。
他にもメリットは多く有ります。
水性塗料なので安全性が高いことや、結露に強いこと、防音性が有ることなどが上げられます。
キルコートのデメリット
色の選択肢が限られている点が有ります。
赤、青、黄など、鮮やかな色を出すことが出来ません。
基本的に、淡い色あいから選ぶことになります。
まだ発売されてから日が短いので、取り扱っている業者が少ない点もデメリットでしょう。
キルコートを使用する際は技術力のある業者に
キルコートには、専用の下塗り材が有ります。
キルコートはまだ新しい塗料のため、その使い方が分からない業者も多くいます。
性能を引き出すためには、キルコートの特性や使い方を理解し経験豊富な業者を選ぶことが大切です。
八王子市でキルコートを使った外壁塗装をお考えの方には、ファーストラインを検討してみてください。